披露宴の準備とスピーチ依頼や招待客へのマナー

披露宴は大小関係なく新郎新婦、両親、招待客にとって一生忘れがたい宴席です。披露宴で失敗しない手順や招待客へのマナーについてまとめています。

披露宴がいよいよ始まる前に

披露宴前の来賓の歓談時は

挙式後、記念撮影がすむと、家族や親族は控室で招待客にあいさつしてまわります。
わざわざいらしてくださったことにたいするお礼の言葉をかけたり、飲み物を手配したり、ひとりで手もちぶさたにしている方に声をかけたりと、するべきことはいろいろ。
招待客の居心地悪い思いをさせぬよう、配慮を怠らないようにしましょう。

最近では新郎新婦も控室に出向くことが増えましたが、その際には仲のいい友人とばかり話すのではなく、いらしてくださったすべての人に声をかけるように気を配ります。
うれしくて気分が高揚するのはわりかますが、男性も女性も花婿花嫁らしい落ち着きを忘れないようにしましょう。

招待客の氏名、肩書きの確認を

主賓や祝辞・余興担当の人などの名前や肩書きを、披露宴で呼び間違えるのはたいへん失礼にあたります。
直前にもう一度、入念なチェックをしておきましょう。

祝辞や余興のときには

媒酌人や主賓のあいさつ、祝辞や余興などは、ひとつひとつ、ひとことひとことを心に刻むつもりで、相手のほうに身体と顔を向けて、熱心に耳を傾けます。

食事のマナー

かつては披露宴の間は、新婦は何も食べないというのがふつうでした。
最近では食べてもかまわないようになりましたが、大きな口を開けて口紅がはげるような食べかたをするのはいただけません。
周囲も不愉快に感じますし、口紅がはげた姿で写真やビデオに残るのは、本人も不本意なはずです。
式場の人に頼んで、料理をあらかじめ食べやすい大きさに切り分けておいてもらうといいでしょう。
ナイフやフォークの扱いに自信のない場合は、事前に正しい食事のマナーを心得ておくようにしましょう。

来賓の出迎え、見送り時

招待客ひとりひとりに、心からの感謝をこめて、笑顔であいさつしましょう。
見送りのときは、親しい友人とつい盛り上がりがちですが、新郎新婦としての気品ある立ち振る舞いを心がけまょう。

席次に心配りを

招待状の返信が届いて出席者の人数が最終的に決まったら、席次を決定します

ただし、挙式直前はなにかと忙しいので、招待状を発送した時点で、だいたいの席次を考えおくほうが、作成がスムーズに進められます。
会場と料理のスタイルだいたいの人数が決まったところで、会場担当者から席の配置図をもらっておくといいでしょう。

着席の披露宴では、席次に対する心配りが重要です。

披露宴会場の席は、メインテーブル(高砂。新郎新婦・媒酌人夫妻が座る席)に向かって左が新郎側、右が新婦側になります。
メインテーブルにもっとも近い位置が上席、出入口にもっとも近い位置が末席です。

招待客の席は、上席から主賓、目上の方々(上司、恩師など)、先輩、友人、同僚など、親戚、家族の順に配置し、末席が両親となります。

しかし、序列だけに注目して配置すると、知らない人どうしが隣になったりして、招待客も気疲れします。
招待客の年齢や立場を考慮し、同じ職場、同じ大学の出身者など、できるだけ面識のある親しい人どうしが近くなるように考慮します。

どうしてもお互い面識のない人どうしに同席していただくしかないときは、なるべく話をしやすそうな人どうし、年齢が近い人どうしが並ぶようにします。

誰とも面識がないようなひと(たとえば個人的にお世話になった家庭教師の先生など)は、話好きで気配り上手な信頼できる人にあらかじめ「ほかに知り合いがいないので、気を配ってあげてほしい」とお願いしておき、その人の隣に配置するといいでしょう。

新郎新婦と同年代くらいの友人知人は、あえて新郎側と新婦を一緒のテーブルに配置することもあります。
話上手な人を中心に、新郎新婦の話題で座が盛り上がり、打ち解けた雰囲気になりやすいからです。
新郎側と新婦側の招待客数に差があるときは、新郎側新婦側混合のこのテーブルを人数の少ない側に入れることで調整します。

小さな子どものいる人の席は、できれば中央ではなく、出入しやすい場所に配置します。
司会者の席は、端のマイクの近くがいいでしょう。

テーブルにはいろいろな形がある

披露宴のテーブルには、丸いもの(円卓)と四角いものがあり、前者は洋食や中華、後者は和食のときによく使われます。
四角いテーブルは洋食にも用いられます。
四角いテーブルは新郎側と新婦側に各1列ずつ配置する場合と、新郎側と新婦側に数列ずつ配置する場合があります。
いずれの場合も、上席から末席まで順位が決まっていますから、招待客の損ねぬよう注意して配置しましょう。
最近、少人数の披露宴ではオーバル型(楕円形)のテーブルも人気なっています。

立食式のときも席次ってある?

席次はありませんが年配者や主賓には椅子を用意します。
ときにはメインテーブルの近くにテーブルと椅子を用意したりします。

予算があれば、料理を取り分けて年配者や主賓にサーブしてくれる担当者をホテルに依頼しますが、無理ならば親族や信頼できる友人にお世話をお願いします。
失礼があってはいけないので、マナーを心得た人に依頼しましょう。

スピーチ・余興の依頼

祝辞や余興を依頼するときは、まず電話で一度お願いをしてから、招待状にもその旨を書いた紙(しおり)を添えます。
招待状が着いたころを見計らって、もう一度お願いすれば完璧です。

さらにはほかにどんな人がどんな話(こと)をするのかなどを伝え、使いたいもの(カラオケ装置など)がないかどうかを確認しましょう。

祝辞や余興を依頼したら、必ず披露してもらいましょう。

時間がなくなったという理由で、当日いきなり割愛するのは、あまりにも失礼です。
心をこめて準備をしてくれた、相手のことを考えましょう。
そのような事態を避けるためにも、進行スケジュールは時間に余裕をもって作っておくことが大切です。

スピーチの依頼は手順を踏んで

スタッフの人たちには、当日、いろいろな手間とめんどうをかけるだけでなく、それ以前にも打ち合わせなどで時間をとらせることになります。
親しい間柄でも、礼をつくすことを忘れないようにします。
電話だけですませず、さらに招待状に一筆添えたり、別便で手紙を書いたりします。

また、電話でお願いもしないうちに、いきなり招待状に依頼の旨を書き込んで送るのも失礼です。
きちんと手順を踏まえてお願いしましょう。

友人に依頼した場合でも、当日(または後日)相応の謝礼やお礼の品をお渡しするのが礼儀です。

祝辞や余興の依頼をする相手

基本的に結婚する本人をよく知っている友人・知人にお願いしましょう。ふたりに関するエピソードや心温まるお祝いの言葉など、スピーチを披露してくれる人の存在は重要です。

格式を重んじるあまり、親の知り合いの町の名士といった、本人をよく知らない人に依頼しても、心温まるスピーチは期待できません。

余興も、招待者全員が楽しめるものを工夫して依頼しましょう。
身内だけで盛り上がったり、一部の人たちだけの自己満足で終わることのないように気をつけます。

披露宴は絶対に行う必要もない

ふたりの間で「必要ない」という考えが固まって、周囲の同意が得られれば、行なわなくてもかまいません。

特に披露宴には、それけなりの準備と予算が必要になりますから、どうしてもお披露目が必要か、あるいは披露宴の予算が組めるのか、といったことを考慮し、本人同士の意見が合って、両家の同意も得られたならば、行なわなくてもかまいません。
ただし仲人を立てているときには、仲人の意見をきく必要があります。

披露宴には、招待客や主賓などの人選、席次決めや引き出物選びなど、めんどうな作業が増えるという側面もあります。
それをふたりで楽しんでやれればいいのですが、どうしてもダメという場合もあるでしょう。そのようなときには、思い切って披露宴をやめて海外で挙式したり、身内だけで結婚式を行なってあとはカジュアルな2次会だけを開くという方法もあります。

二人で挙式や披露宴の企画や準備をする場合

ふたりで話し合って挙式・披露宴を行なうことを決めたなら、それなりの準備が必要になってきます。

挙式・披露宴でふたりらしさを出そうと思うと、準備の内容は増えて複雑になります。
するべきことにもれや忘れが出ないよう、本や雑誌などのチェックリストを利用して、計画的、効率的に用意をしましょう。
本や雑誌はどう使いこなす?

ブライダル関連の本には、たいていは必要な作業が時間の流れにそって掲載されていて準備がすんだら印をつけられるようになっています。
しかし、雑誌も本も重いですから、そのページだけをコピーしたり、切り取ったりして使っている人が多いようです。

最近はインターネットのブライダル関連のホームページにも自分専用のチェックリストを作れるようなものが登場しています。
必要な部分だけをその都度プリントアウトして持ち歩くと安心です。
またブライダル雑誌には、常に最新のドレスやヘアメイク、ブーケがカラーで掲載されていますから、イメージをふくらませるには絶好の資料であるといえます。

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