足のニオイの原因はなに?

足のニオイの原因はなに?

足のニオイで悩む人は、もともと男性に多くみられました。ところがここ数年、ブーツなどの機密性の高い靴の人気が高まるとともに、女性でも足のニオイを気にする人が急増しています。そもそも、どうして足はにおうのか原因や対策をまとめました。

足にはニオイの原因となる要素が多い

足がにおうのは、足そのものにニオイの原因となる要素が複数あります。その一つが足の角質層。足の裏を触るとわかるように、かかとをはじめ、かたい角質層に覆われています。直立歩行によって体重ががかかるため、足の裏は体中のどこよりも角質層が厚くなるのです。

角質層は皮膚の一番外側にあり、新陳代謝や摩擦によってはがれ落ち、垢となります。そお主成分はたんぱく質で。細菌やバクテリアなどの雑菌のかっこうのえさとなります。はがれた角質層によって分解されると、いやなニオイがを放つようになります。靴下のすえたニオイは、こうしてできた「イソ吉草酸」と呼ばれる脂肪酸によるものです。

足をとりまく環境がニオイを増強する

昔の履物といえば、下駄や草履が主流でした。通気性も良く、足が蒸れることはほとんどありません。ところが、現代人は靴下やストッキングを履き、その上から靴を履いています。そのため靴の中の湿度が上昇して、足の裏に汗をかきます。しかも靴に覆われているため、汗が蒸発しにくく、ムレてしまいます。すると、それをエサに細菌やバクテリアが活発に活動して、繁殖してニオイを発するようになるのです。

また、足の裏は汗腺が多く、もともと汗をかきやすいのですが、大量にかいた汗が重炭酸イオンを発生させます。重炭酸イオンはアルカリ性で、酸を嫌う細菌にとって住み心地の良い環境となります。そのため、さらに細菌が繁殖して強烈ににおうことになるのです。

現代人の足はにおいやすい?

足にはもともとにおいが発生しやすい条件がそろっていますが。それに拍車をかける要素があることもわかっています。実は、多くの現代人を悩ませているストレスが、ニオイの元凶になっていることもあります。

人間が汗をかくのは、主に体温調節のためです。汗は汗腺でつくられ、分泌されます。汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン酸の2種類があり、私たちが普段かく汗はエクリン腺からの発汗です。エクリン腺は全身に広く分布していますが、特に額や手のひら、足の裏に密集しています。そして、このエクリン腺からの汗には3つのタイプがあります。

一つは、厚いときや運動したときの「温熱性発汗」、二つめは辛いものを食べたとき「味覚性発汗」、3つめは緊張したり、驚いたときに出る「精神性発汗」。俗にいう、「冷や汗」や「手に汗握る」というときの汗です。つまり、仕事や人間関係など、さまざまな場面でストレスを受けると、大量の精神性発汗が起こるのです。エクリン腺は額やわきの下、手のひら。足の裏に密集しており、精神性発汗が起こると、これらの場所に汗をかきます。ただ、額や手の平は汗が蒸発しやすいので、ニオイの原因になることはありません。ところが、靴にしっかりと覆われた足は汗が蒸発しにくく、ムレてニオイを発する原因になってしまうというわけです。

ストレスにさらされるとニオイが強くなります

ストレスによる精神性発汗が多い人、どちらかといえば、まじめで完璧主義、負けず嫌いの努力家の人が多いといわれています。また、いつも他人に対する気配りを忘れない、やさしい人でもありあります。他人の目を気にするあまり、「におっていたら恥ずかしい」とか「においのせいで嫌われたら、どうしよう」などと間気過ぎてしまうのです。こうしたことがストレスとなって、さらに足の裏に汗をかくという悪循環を招いていることがよくあります。

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